川内原発の再稼働、2015年中に稼働するか？

川内原発は再稼働に向けて許認可手続きを進めるための準備を進めています。

その手続に必要な書類は、
実のところ2014年の末までには提出する予定だったらしいのですが、
大幅な遅れが生じでいる状態です。

どうやら九州原発は許可手続き用の書類を2月の終わり以後に
提出する考えの様子。

これによって鹿児島県にある川内原発の1,2号機の再稼働は、
今年の夏場以降に遅れそうです。

九州電力としては、電力需要が高まる夏に向けて、
原発の稼働を合わせたかったところでしょう。

実のところ川内原発は既に2014年の9月に、
福島原発事故を踏まえて見直された新基準に合格しています。

現在はこれを実行に移すにあたって、
原発設備や管理体制の現状を示し「保安規定変更」の認可を通過するための
審査を受けている段階です。

ですが、これをチェックする原子力規制委員会は、
九州電力が提出した書類に不備があるとして再提出を求めています。

これに対して一部のデータを修正すると、
全体をもう一度算出し直さなければならないので、
多くの時間を要するのだと九州電力側の関係者は発言しています。

なんでもこの許可申請の書類は、
1,2号機の2期で数万ページにも上るようなのです。

これは作る人も見る人も大変ですね、
もちろん、原発に関するものですから、
一片の不備も無いように仕上げてもらいたいところです。

この後にも、書類作成や実際に原発に立ち入っての検査もあるようで、
そういった事も合わせると稼働するにしてもまだまだ先になるでしょう。

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タグ：川内原発 再稼働