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ギリシャのチプラス首相に中国が戸惑い!? [ギリシャ]

これまでの緊縮施策に疑問を呈し、
欧州連合と新たに条件交渉をすると公約して、
有権者に支持された急進左翼進歩連合(野党)のチプラス党首。

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http://zai.diamond.jp/list/fxcolumn/tomo

ギリシャ総選挙が1月25日に行われ、
定数300の約半数近くを獲得し、右派の「独立ギリシャ人」と連立を組み、
チプラス党首は新首相に就任した。

今回の選挙は、これまでの緊縮路線の変更で右派政党と連立を組むサプライズに加えて、
黄金の夜明け党という極右政党が躍進して議会で第3党になるなど、
波乱含みの結果になっている。

実際に政権運営を開始したチプラス首相は、
財政再建の一環としてピレウス湾の株式を売却する計画を凍結し、
民営化にストップをかけた。

既に地中海にある同港に対する一部ふ頭の運営権を、
35年間の契約で中国遠洋運輸集団(コスコ)が獲得している。

運営成果が上がっているため、さらなる投資も始まっているのだ。

中国政府の助力を受けてピレウス湾の株式の取得を
目論んでいた中国海運最大手・コスコに取っては思惑が外れた形だ。

ギリシャの財政危機に際して中国が国債の購入を発表して以来、
両国は関係を深めてきていた訳だが、
欧州に対しても財政再建策・改革路線の再交渉に望む中で、
新首相はどういった手腕でギリシャ経済を立て直すのか手腕が問われている。


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タグ:ギリシャ
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