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JA全中の廃止でどうなる!? そのメリットとは? [農業]

2月1日に、全国農業協同組合中央会(JA全中)の廃止を盛り込んだ改革案が、
自民党の農林族議員に対して農林水産省から示されたそうです。

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http://blog.goo.ne.jp/yuujii_1946/e/5382877b5bebd3964895ba821ef8f8bc

これは政府が推し進める農業改革にちなんだものでしょう。

政府自民党が思い描く農業改革とは、
ピラミッドの底にあり、全国に約700ある農協の上部に位置している
「都道府県の中央会」や、そのトップに位置する「JA全中」の指導や監査の権限を縮小し、
全国の農協に対する縛りを解き、農業経営の自由を促進しようというものです。

メリットとしては、中央が画一的に全国の農協を指導するのではなく、
それぞれの実態や特色、経営規模に見合った農業経営をそくして、
さらなる農業競争力を育くんでいけるのではないかという点です。

加えて、これまでJA全中は賦課金の徴収・指導・監査の権限を有し、
集権的な存在であり、これによって地域農協のトップの権限が抑制され、
責任や改善意欲が削がれていると考えられていたため、
地域農協に権限を確保して責任を明確にしていこうとする考えもあると見られます。

この検討段階の改革案で、農水省が自民党農林族幹部に示したのは、
これまで考えられていた一般社団法人化よりもさらに進んで、
JA全中が保有してきた監査権を公認会計士に任せるというもので、
JAグループ側は難色を示しているのだそうです。

JA全中の権限の根拠である農協法の改革案について農水省は、
自民党議員との意見交換も踏まえて近く政府案の調整を進める方針なのだとか。

実際にJA全農に頼らずに販売を進めて、
より大きな利益を得ている農家さんなどもあると聞きます。

このように意欲を持った方の成功例を増やしていこうとする改革なのでしょう。

今回は特にメリットを中心にお伝えしましたが、
次回は反対している方の意見も取り上げたいと考えています。


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タグ:JA全中 廃止
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